【転職】歯科衛生士の離職率が高い理由。他の歯科医院に転職するとき気をつけたい3つのポイントとは

私は歯科衛生士の専門学校を出てから歯科衛生士として働き、結婚、出産してからはパートの歯科衛生士として働いていましたが、いろいろあって今は専業主婦をしています。

私が歯科衛生士になろうと思ったきっかけ

私が高校3年生のときに母が子供の進路についての講演会に行ったのですが、講師の方が『歯科衛生士』という職業を絶賛していたようで(良く覚えていないのですが、歯科衛生士はこの先、最も求められる職業だというような内容だったと思います。)私に勧めてくれたのがきっかけで興味を持ち始めました。

ちょうど高校の同じクラスの子も歯科衛生士を目指していて、その子と2人で夏休みに専門学校の見学に行きました。

歯科衛生士科の先生に学校の中を案内してもらったり、実習で使う器具などを見せてもらい、元々歯科医院に行くのが好きだった私は、自分も歯科の世界を勉強してみたいなと思いました。

そして高校の推薦を受けてその専門学校を受験し、入学しました。

歯科衛生士は不足している

当時、歯科衛生士になるためには2年間専門学校などで学んだのち、国家試験を受けるようになっていましたが、今は3年制になっています。

2年から3年に増えたことで、歯科衛生士を目指す人口が減ってしまっているようです。

歯科医院はどんどん増えているのに(コンビニより多いとも言われています)それに対して歯科衛生士の数が少なく、慢性的な歯科衛生士不足となっているようです。

地方は特に不足しており、深刻な状況です。

歯科衛生士の離職率が高い理由

歯科衛生士不足の理由として、その離職率の高さも挙げられます。

同じ医療関係の仕事でも看護師と比べて歯科衛生士は離職率が高いです。

一体それは何故なのでしょうか。

①院長が経営者であることが多く、パワハラなどを受けやすい

歯科衛生士が就業場所として最も多く働いている歯科医院では、だいたい院長が経営者です。そしてスタッフの人数もそれほど多くはないので、仕事のミスはよく目立ってしまうし、材料の使いすぎなどで直接厳しく注意されます。

中にはおおらかな経営者もいらっしゃいますが、私の経験や同業の方に聞いた限りでは、変わり者が多いと思います。

院長のパワハラが原因でスタッフが一度に全員辞めたという話も良くある話です。

私も実際、院長から顔にエアーを吹きかけられたり、足を蹴られた経験があります。今思い出しても腹が立ちます(♯`∧´)

②歯科医院は拘束時間が長い

歯科医院は病院と比べて遅くまで開いているところが多いですよね。

歯科医院は数が多く、競争が激しいのでサービス業の要素が強いです。

私は開業したばかりの歯科医院でオープニングスタッフとして働いていたことがありますが、拘束時間は12時間くらいでした。(休憩は1時間半ですが、電話も受けていたので拘束時間に含みます)

そしてなぜか残業手当も付きませんでした。

③歯科医院によってはお給料やボーナスが少ない

歯科衛生士の平均給与は都道府県で異なるので一概には言えませんが、歯科医院は比較的規模が小さめで、患者数が少ない歯科医院のお給料は、あまり良くありません。

ボーナスも歯科医院によって様々ですが、びっくりするほど少ないところもあります。

これは勤めたところの当たりハズレの問題と言えます。(院長のさじ加減で決まるので)

④厚生年金に加入していない歯科医院が多い

看護師が厚生年金に加入していないところで働いていると聞いたことはあまり無いですが、歯科医院では加入していないところも多いです。

正社員の人数で厚生年金をかけるかかけないかが決まるようですが、経営者にとって厚生年金は大きな負担となるため、スタッフの大部分をパートで補っている歯科医院も多いです。

将来に不安を感じて途中で辞めていく歯科衛生士もいます。

⑤育児休暇などが無いところが多く、復職しない人が多い

だいたいの歯科医院は育児休暇は無いので、結婚して出産すると、そのまま辞めていく人が多いです。

以上のような理由で職を離れる歯科衛生士は多いですが、結婚前に長く歯科衛生士をしていたのに、結婚後は違う仕事をしている人が多い理由として、私が何人かに聞いた限りでは、やはり歯科医に嫌気がさしたというのが一番多いです。

また、育児をしながらだと、歯科医院の時間に合わせにくいという理由もあります。

他には、仕事内容が技術的な要素が高いため、自分に向いていなかったという理由も良く聞きます。

他の歯科医院に転職したいと思ったときに気をつけたい3つのポイント

今の職場は辞めたいけど、また歯科衛生士として働きたいという方。

転職で失敗しないために気をつけて欲しいポイントをあげていきます。

ポイント①求人票を見比べて、優先順位を決める

気になっている転職先の候補がいくつかある場合、求人票をしっかりチェックして、見比べていきましょう。

お給料はこれ以上欲しいとか、厚生年金必須とか、自分がどこを重視したいのかを決めておき、消去法で候補を絞り、その中から優先順位を決めると良いと思います。

ポイント②求人票に書かれていることが本当か確認する

求人票に残業なしなどと書かれていても、いざ蓋を開けてみると全然違うこともあります。

求人票に書かれている時間が本当かどうか確かめるには、終わる時間帯にその歯科医院の前を何度か通ってみるとよいです。

なかなか電気が消えないところは残業が多かったり、ミーティングや後片付けに熱心なところでしょう。

歯科医院によっては、きちんと早出遅出に分けて、労働時間をぴったり8時間にしているところもあるようです。

時間以外でも、求人票で気になる点は先に確認しておいた方が良いです。

ポイント③可能なら、転職先として考えている歯科医院の情報を集める

せっかく転職しても、転職先にも問題があったらまた繰り返してしまうことになるかもしれません。

例えば院長が良くても、意地悪なスタッフがいたなど。

実際、学生の実習先になっている歯科医院に意地悪な歯科衛生士がいて、実習生の間でどんどん噂が広まり、有名になっていることがあります。

噂は結構あてになります。

もし可能であれば、歯科関係の知り合いや歯科の材料屋さんなどから気になる歯科医院の情報を探っておくのも手です。

ずっと求人が出ている歯科医院は何か理由があるかもしれません。

いろいろ大変な歯科衛生士ですが、私が働いていたときはとてもやりがいがあり、楽しいお仕事だと思っていました。

自分が働きやすい職場でずっと働けたらそれが一番幸せなことですよね。

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