うちの小学校では親ができるだけ宿題の採点をしてあげることになっていますが、私は息子が小学校に入学してから3年生の2学期まで働いていたので、それまであまりきちんと見てあげていませんでした。
小学校低学年といえば、勉強をさせなくてもテストでそこそこいい点数を取ってくるので、何も心配していませんでした。
ところが!!
3年生になってから、点数が下がり始めました…
息子、テストで60点台を取ってくる
息子は習い事をやめ、私は仕事を辞めたため、ゆっくりとした時間が生まれました。宿題もじっくりみてあげられます。
毎日息子の隣に座って、宿題をみていると、息子の苦手なことが分かるようになってきました。
国語は漢字。算数は計算が遅い。そして字が汚いので、自分の字を見間違えて計算ミスをする…(-_-;)
ある日、国語のテストと算数のテストを持って帰ってきました。
どちらも60点台でした。
どこができてないかチェックしてみると、やはり国語は漢字、算数は二桁のかけ算、そして自分の字の見間違いによる計算ミス。
いつも宿題でてこずっていたところがそのままテストに表れています(涙)
宿題をただみてあげるだけじゃダメだ…
私は一念発起して、息子の勉強を見直すことにしました。
陰山メソッドを試してみる
どうやって勉強をさせたら良いか分からない私は、とりあえずネットで情報を探しました。
そしてたどり着いたのが陰山英男さんという方の「陰山メソッド」なるもの。がなかなか良さそうですよ(ー_ー)!!
漢字力をつけるために漢字プリント、計算力をつけるために百ます計算のドリルを買って、させてみることにしました。
使用したのはこちら↓↓
山口小学校6年生が行った「漢字力だめし」の結果、漢字定着率の平均はだいたいこのようになるそうです。
1年生⇒99%
2年生⇒91%
3年生⇒85%
4年生⇒75%
5年生⇒64%
6年生⇒67%
特別な復習をしないままでいると、3年生から定着率は下がり始め、5年生以上では中学校での学習に不安を感じるレベルにまで落ちてくることがわかります。
陰山先生が考えた末に思いついたのが、計算や暗唱で子どもを伸ばした指導原則、「限定された内容を、単純な方法で、徹底的にくり返す」ことでした。
この陰山メソッド「徹底反復 漢字プリント」は少ない負担で学力の土台を身につける「漢字前倒し学習」です。
一学年の初めに、その1年間で学ぶ漢字を一気に学習してしまおうというものです。
(ただし一年生においては、一字一字を丁寧に教えて下さい。二〜三年生では1年間で習う漢字を学期ごとの3回または、前期・後期の2回に分けての学習をおすすめします。)
四〜六年生では、一年分の前倒し学習が可能です。集中的に短期間でひととおり漢字の学習をしてしまい、その後、反復学習による定着を図るのです。
やり方は、まず自分のレベルを理解するため、巻末の「力だめし」の一年生の漢字から始めます。半分以上できなかった学年から復習を始めます。
学習する学年が決定したら全漢字音読プリントで音読しましょう。今からどんな漢字を学習するのか、目と耳を使って記憶させます。
音読ができるようになったら、全漢字プリント(音読と同じ内容)で漢字を書けるようにしていきます。これを7回くらいくり返します。
全漢字が一通り書けるようになったら今度は総熟語プリントに挑戦します。(教科書に出てこない熟語もあります)書けない熟語は辞書で調べさせます。
この作業は語彙を増やすにも有効ですので、丁寧にして下さい。
書けない熟語のいちばんの理由はその意味を知らないからです。親が一緒に意味を教えながら進めていくと良いと思います。
私もなるべく面白い例え話を作って説明するようにしています。
徹底的に反復学習することにより、たいへん効率よく、圧倒的な漢字力を育成することができるそうです。
そしてこちらは有名な百ます計算。毎日同じ計算を2週間続けます。
初日のタイム…なんと11分。(T_T)アリエナイ
それでもなんとか4日目には3分台に。(できれば2分以内でできるようにしたいものです。)
とりあえず、レベルを下げてこちらからさせることにしました↓↓
こちらは、普通の足し算から入り、最後に十ます計算に入っていきます。
算数は基本に戻れと申しますので…(戻りすぎ??)
一年生の娘にも使えます^_^
陰山つながりでこちらも購入。
詩の音読をさせるものですが、息子はあっという間にどんどん新しい詩を覚えて、暗唱します。隣で聞いていただけの当時幼稚園生の娘まで覚えてしまって、暗唱してくれるので、私の方が教えてもらっています(^^ゞ子どもってすごいですね。
小学生になった娘はくせがついたのか、教科書までいつの間にか暗唱しています。
テスト前にも陰山英男
私は最近まで、子どもがいつテストを受けているのか知りませんでした。
注意して時間割を見てみると…テストの日は『テスト』と、書いてあるのですね!!知らなかった…(汗)
テスト前にはこんなものもご用意しております(笑)↓↓
1年生の娘にも…
実際のテストと似たような作りになっているので、前日に予行練習としてさせたら、なかなか良かったです。親も問題の予想がつきやすくてGOOD(^^♪
がんばれ息子!!