以前の記事⇒「息子が習い事を全部辞めた理由」でも書いたのですが、息子が低学年のとき、学童代わりに習い事をたくさんさせていて、そのストレスで体調を崩してしまいました。(習っていたのは公文・スイミング・ピアノ・英語・体操です)
子どもが習い事のせいで体調が悪くなることは良くあるそうです。
そのときかかった病院の先生から、「習い事を全部やめさせてください」と言われました。
好きな習い事もとりあえず一度やめさせて、体調が良くなってから子供本人がまたやりたいと言った習い事だけ再開させて下さいとアドバイスを受けました。
すぐに全てやめさせ、2ヶ月後に本人に気持ちを聞いたうえで、英語教室だけ再開させました。お友達のお母さんが先生だったので、楽しくできたのだと思います。
その後、新居に引っ越すため転校することになり、現在小学5年生になった息子は塾などには行かず通信教材を使って自宅で勉強や英語をやりつつ、新しく入会したスイミングスクールと体操教室に楽しく通えるようになりました。
送り迎えをしながら、ふと、あのとき息子が体調を崩してしまったきっかけはなんだったのかを考えてみました。
一つは習い事を毎日詰め込んだことのストレスだと思っていますが、中でも息子は公文を一番嫌がっていました。
公文(国語)が嫌いだった理由
当時、息子は火曜日と木曜日に公文の国語を習っていました。
ある日、息子が公文から帰ってくると突然泣き始めました。
そのままこたつに潜り込んで出てこないので、なんとか引っ張り出して、どうしたのか聞くと、プリントの答えは合っていても字が汚いせいで何度も何度も同じプリントのやり直しをさせられたとのこと。
息子は文字を書くことが苦手で、とても雑。先生から何度もそのことを指摘されていたのですが、どうしてもきれいに書くことが出来ません。
息子の字の汚さに私もイライラするので、公文の先生に硬筆を習わせた方が良いか相談したことがあったのですが、硬筆をさせると丁寧に書こうとするためにスピードが遅くなるので、オススメできないとのことでした。
つまり早く、きれいな字を書くように言われるのです。
息子にとってはまずそれがなにより苦痛だったようです。
進級もなかなかできず、親子ともにモチベーションが下がりました。
しばらく経って、息子は公文に行く前に体調が悪くなり、実際に吐くこともありました。
相当行きたくなかったようです。
先生が合わなかった!?
どこの教室もそうなのか分かりませんが、息子が通っていた公文の先生はいつも採点に忙しく、迎えのために保護者が教室に入っても挨拶されることはなく、会釈すらありませんでした。公文ってこんなものなのでしょうか?
他の習い事でこのような態度をとられたことがないので、いつも雰囲気の悪さを感じていました。
いよいよ息子が体調不良で習い事をやめることになったとき、公文の連絡は先生の都合もありメールでやり取りすることになっていたため、とりあえずメールで息子の体調不良のこと、病院の先生に習い事をやめるように言われたことを伝えました。
しばらくして、「お子さんの宿題プリントは1日5枚ですよね。他の生徒はそれよりも倍以上の枚数で頑張っています。2教科、3教科の子もいます。まだまだ頑張っている子はたくさんいるのに残念です。」といった内容が送信されてきました。
その後、やめる時の事務的な手続きの内容がメールで送られてきたため、「今までありがとうございました。」と返し、電話や直接会うこともなく、そのままやめることになりました。
国語1教科だけ、宿題のプリント1日たった5枚で苦労していた息子。(公文の教材はA5サイズの小さなプリントです。)
字が汚くて何度もやり直しをさせられたけどきれいに書くことができなかった息子。
他の子はまだまだ頑張っていると言われても、息子にとっては精一杯でした。
今思うと、先生の目指すところと私達親子とはレベルが違いすぎたのかもしれません。
公文は良いか!?
公文には少しの間しか通いませんでしたが、国語の勉強に必要なことを学ぶことはできました。
公文ではプリントで物語をたくさん読ませます。
毎日プリントをすると、読む量は膨大なものになります。
本をたくさん読ませることは私も大事だと思うので、「公文は良いか!?」と聞かれたら、私は「良い」と答えます。もし息子が続けることが出来たのなら続けさせたかったです。
息子は小学5年生になりましたが、相変わらず字が汚いです(;^ω^)
でも読むことは得意で、何でも読みますが、「くもんのすいせん図書」のものも良く読んでいます。
そのおかげか、読解力はついてきました。
公文の国語、続かなかったお子さんには、読書がオススメですよ(^^)/
くもんのすいせん図書とは!?
子どもたちに読書のきっかけを与え、本への興味・関心、そして読書力を高めていけるようにと、「くもんのすいせん図書」は選定されています。
これは、公文式教室での読書指導のデータから、子どもたちに人気が高く、内容的にも優れている650冊の本を選んだものです。
詳しくはこちら⇒くもんのすいせん図書