【オス猫の去勢(画像あり)】時期や費用、方法など

みーちゃんは1日1回はお外に出かけますが、最近は寒いからかすぐに帰ってくるようになりました。

その短い間にケンカをしてくるようで、先日はおしりをひっかかれて流血していたり、昨日は後ろ足の肉球を負傷して、部屋中に血のスタンプを押していたみーちゃんです(p_-)

最近ではケンカ相手が4匹ほどに増えてしまい、さらにヒートアップしています。

よそ猫を家の中から威嚇するみーちゃん

(家の中からも威嚇するみーちゃん。)

狸みたいに大きく太った猫とも戦っていることがあるんですよ。

オス猫は去勢をするとケンカをしなくなると聞いたので、くわしく調べてみました。

 

 

去勢の時期

オス猫は6ヶ月を過ぎると交尾が可能になるので、その頃去勢するのが適当です。(オス猫は発情したメス猫のにおいや独特の鳴き声によって発情が起こるので、発情期は環境によって異なります。)

みーちゃんは拾ってきたとき、体重は700gで、まだ生後1~2ヶ月でした。

我が家にやってきて7ヶ月が経ちます(*´ω`*)

…ということはみーちゃんは現在、月齢8~9ヶ月。去勢の時期がきています。

去勢のメリット

・オス猫は若いうちに去勢をするとおとなしくなり、ケンカもあまりしなくなるので飼いやすくなります。

・オス猫は発情期になるとスプレー行為といって、いつもより臭い尿をスプレーしたりしますが、去勢をするとほとんどなくなります。(スプレー行為が始まってから去勢をすると、くせになってやめない猫もいるので、始まる前の方が良い)

・発情すると外へ飛び出していきますが、去勢をすると外に出なくなるので、交通事故に遭う心配がなくなる。

・去勢をしても猫本来のかわいらしい面は失われません。

スプレー行為の防止など、人間の都合で猫の体にメスを入れるのはどうかと家族ですごく悩みましたが、外に出るとケンカしてケガをしたり、病気をうつされたり、交通事故も心配なので、やはりみーちゃんの命を守るためにも去勢手術をすることにしました。

隣の空き家の屋根に上って降りれなくなったみーちゃん

(隣の空き家の屋根に上って降りれなくなったみーちゃん)

去勢手術の費用、手順・方法など

近所で評判の良い動物病院を探して、電話でいろいろ問い合わせてみました。

費用

オス猫の去勢手術の費用…7500円

(高いところは数万円かかるようですが、近所の病院ではかなり良心的な費用で済むようです。)

手順・方法

手術までの手順をネットで調べると、「前日の夕方から絶食をする。」など書いてあったのですが、こちらの病院では特に何も言われませんでした。

手術は午後2時からということでしたが、検査などがあるためか、「午前中に預からせてください。」と言われました。

病院で診察を受ける猫のイラスト

 

メス猫の避妊手術は子宮や卵巣を取るので、腹部の切開が必要で、入院することがほとんどですが、オス猫の避妊手術は全身麻酔はしますが、精子を作っている睾丸だけを摘出するので数十分で終わり、入院する必要もありません。

左右の睾丸の間にメスを入れて睾丸を1個ずつ取り出します。そのあとは縫合しなくてもくっつくんだそうです。

 

頑張れみーちゃん!!

くつろぐみーちゃん

こたつで眠るみーちゃん

僕と遊ぶみーちゃん

大好きなみーちゃん…

 

去勢手術後のみーちゃんの様子

もともと猫一倍デリケートなみーちゃん。

慣れない場所で預かってもらうだけでも心配です。

午後2時から手術で、5時くらいにお迎えに行きました。

キャリーケースの中のみーちゃん

みーちゃんお帰り(*´▽`*)アイタカッタ…

キャリーケースの中で不安そうに「にゃーにゃー」と鳴いていました。

でもわりと元気そうで何よりです。

家に帰り着くと、しきりに傷口を舐めていました。

傷口を舐めるみーちゃん1

ぺろぺろ。

傷口を舐めるみーちゃん2

すぐに走り回れるくらい元気になるので痛み止めはいらないみたいです。抗生剤の飲み薬は6日分出ました。

抗生剤

愛猫の健康手帳というものももらいました。

愛猫の健康手帳

愛猫の健康手帳の中身

健康管理についてやワクチン接種の記録など書かれています。

 

しばらくしてからエサをあげると、元気に食べ始めたので大丈夫だと思います。

エサを食べるみーちゃん

 

注)去勢手術後の画像

先生によると、去勢手術の後は縫合などしないようですが、みーちゃんは先日ちょうどお尻の穴から下をケンカでひっかかれて傷が出来ていたのです。

ひっかかれたお尻の傷

(ケガした次の日の写真)

見た目は大丈夫そうに見えますが、傷がだいぶ深かったようで、手術の際にそこをホッチキスの針のようなものでとめられました。

 

去勢の跡とケガの処置の写真はこちら。

見たくない方は閉じてくださいね。

 

 

去勢の跡

左右の睾丸の間にメスを入れて睾丸を1個ずつ取り出すので、切開の跡はありますが、縫合はしていません。

確かに睾丸がなくなり、袋が小さくなっています。

それより針金でとめられたケンカの傷の方が痛そう…(T_T)

 

ところで、ケガの傷口を後ろから詳しく見てみたい方いらっしゃいますか?

グロテスクなので、この手のものが苦手な方はやめておいた方が良いです!

 

では、ケガの傷口の画像を公開します。

 

 

 

ケガの傷口

ぎゃ~(>_<)

周りの毛は剃ってあるのでしょう。

こんなにひどい傷だったんだ(T_T)

タイミングよく処置していただいたので本当に良かったです。助かりました。

去勢をしたことでケンカもしなくなり、もう二度とこんな傷ができなくなるといいな…

 

この針金を取るのは1週間~10日後です。

その後の様子はこちらでどうぞ⇒【オス猫の去勢 回復後の画像】みーちゃんがおとなしくなった