【小学生】「教科書ぴったりテスト」4教科で本当にテストの点数が上がるのか検証してみた

我が子のテストの結果を見て、もう少しで100点だったのにな〜とか、教科書のこの部分をもう少し勉強していればもっといい点数が取れたのに!と思うことはないですか!?

現在小5のうちの息子に関してはそういうことが多々あります。

子どもにとってテストで高得点をとることが全てではありませんが、せっかく毎日宿題や勉強を頑張っているなら、その結果として100点をとらせてあげたいな〜と思うのが親心ではないでしょうか。

また、良い点数をとって褒められるのは子どもにとってとても嬉しいことですし、次もまた頑張ろう!とモチベーションも上がります。

 

 

問題集「教科書ぴったりテスト」と「教科書ワーク」

少し前に、ネットで教科書準拠(教科書通り)の問題集である、「教科書ぴったりテスト」か「教科書ワーク」をやっておけば誰だって100点がとれる。という書き込みを見たことがあり、気になったので試しに買ってみることにしました。

「教科書ぴったりテスト」と「教科書ワーク」とは、春になるとだいたい書店などで店頭に並ぶ問題集です。

書店に並ぶ問題集

(こちらは4教科の問題集やドリルがセットになったもの。1教科ずつも買えます。)

 

【教科書ぴったりテスト】

【教科書ワーク】

学校によって使用する教科書は違いますが、こちらの問題集は教科書のメーカーごとに作ってあるので、お子さんがお使いのものに合わせて購入しましょう。

それぞれの教科書に合わせて出題する問題集だから、テストにも良く出るようです!頼もしい!

 

「教科書ぴったりテスト」と「教科書ワーク」の中身を見比べてみましたが、教科書準拠ということもあり、内容はほぼ一緒でした。

どちらか好みの方を選ぶと良いと思います。私は見比べたとき、自分が見やすいなと思った「教科書ぴったりテスト」を選びました。

絵や色使いが自分好みだったからです。

3〜4月ごろはセットになって売っていますが、私がチェックしに行ったときにはもう無く、単品売りでした。(セットだとオマケもついているようです…。)

とりあえず、国語・算数・理科・社会の4教科を購入しました!

教科書ぴったりテスト4教科

実際に受けたテストと内容が似ているのか検証してみます!

 

教科書ぴったりテスト「算数」

算数のテストの最初の問題は「知識・理解」です。↓

【実際のテスト】

実際の算数のテスト知識・理解

空欄にあてはまる数や言葉を書く問題です。

 

この「知識・理解」は、教科書(出版社:学校図書)では博士マークや豆電球のマークの、要点がまとめてあるところから出題されます。↓

【算数の教科書】

算数の教科書豆電球のマーク

テストも教科書とほぼ同じ内容のようです。

 

では「教科書ぴったりテスト」ではどのように出題されているでしょうか。

↓↓↓

↓↓↓

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテストまとめよう

まず、「まとめよう」で教科書と同じ内容を再度確認(復習)します。

まとめよう⇒穴埋め形式の問題で、教科書のだいじなことをまとめます。

 

次のページの「やってみよう」では空欄をうめる練習問題。

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテストやってみよう

やってみよう⇒「まとめよう」の内容を理解し、身につけるための問題です。

 

最後の「合格テスト」で、テストの予行練習です。

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテスト合格テスト

合格テスト⇒テスト形式の問題を解いて、教科書の内容をしっかり身につけます。

実際のテストの最初の問題「知識・理解」の穴埋め形式の問題では必ず同じような問題が出るので、「教科書ぴったりテスト」で繰り返し学習することでクリア出来そうです!

 

「知識・理解」の次の問題は「技能」。主に計算問題などです。

【実際のテスト】

実際の算数のテスト技能1

実際の算数のテスト技能2

1問間違えてしまいました…。見直し、大事ですね(._.)

計算問題は「教科書ぴったりテスト」だけにとどまらず、ドリルなども使ってとにかく数をこなすのみです!

 

最後は「 数学的な考え方」。主に文章問題です。

全く同じ問題というわけにはいきませんが、似たような問題がありました。

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテスト文章問題

1、2、3、4、5の5個の数字を1回ずつと小数点を使って、数を作ります。

 

【実際のテスト】

実際の算数のテスト文章問題

似てますね( *´艸`)

文章問題もいろんなパターンの問題にひたすらチャレンジして応用力をつけていきたいところです。

 

息子は最近の算数のテストで、平均点をだいぶ上回ることができました。

95点の算数のテスト

 

教科書ぴったりテスト「国語」

国語のテストの30%〜40%は漢字の問題です。

【実際のテスト】

実際の国語のテスト漢字

なので教科書準拠の問題集はだいぶ有利ですね(^^)v

漢字以外の問題ではテストで全く同じ問題が出るということはありませんが、だいたいパターンは似ています。(そのときの主人公の気持ちを選びましょう的な。)

テスト慣れという意味で「教科書ぴったりテスト」を利用すると良いと思います。

 

また、左端の「テストに強くなる!」では答えの書き方など、とても参考になることが書かれています↓

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテスト国語テストに強くなる

「どんな態度」と聞かれたら、「~態度」と答えよう。「~する(した)。」では、答えにならないよ。

ほほう。答え方を間違えると減点されてしまいますもんね。

ちなみに、息子は「。」をつけ忘れて減点されてました(´・ω・`)もったいない…

【最近のテスト】

91点の国語のテスト

 

読解力を付けるためにはやはり本をたくさん読むことが大事だと思います。

 

教科書ぴったりテスト「理科」

息子が受けた理科のテストの問題を見てみると、「教科書ぴったりテスト」で出題されている問題とほぼ同じ問題が出ていました。

また、下に書かれている「ここがだいじ!」ではテストに出る大事なことが書かれているので要チェック!!

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテスト理科ここがだいじ!

ヨウ素液は、でんぷん青むらさき色に変える性質がある。

②種子の中のでんぷんは、発芽するときの養分として使われる。

理科は「教科書ぴったりテスト」の問題を繰り返し、しっかりやれば、ほぼ100点に近い点数がとれると思います!

【最近のテスト】

98点の理科のテスト

唯一、教科書にしか載っていなかった問題があったので、教科書も一通り目を通しておきましょう。(基本かな?)これはすべての教科に共通したことですね。

昔、頭のいい人から「教科書を読めば全部書いてある!」と言われたことがあります…

 

教科書ぴったりテスト「社会」

社会のテストも理科同様、「教科書ぴったりテスト」の問題を繰り返ししっかりやれば、ほぼ100点に近い点数がとれると思います!

下に書かれている「ここがだいじ!」も言わずもがな。

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテスト社会ここがだいじ!

日本には多くの火山があり、温泉や地熱発電などに利用されている。

 

また、社会ではグラフや資料が良く出てきます。「資料をみて答えよ。」といった問題は、問題集と同じ資料でも、問いが同じとは限らないので、グラフの見かたなどは確認しておきましょう。

【教科書ぴったりテスト】

教科書ぴったりテスト社会グラフ

 

【最近のテスト】

じゃ~ん!

100点の社会のテスト

やっと100点がとれましたよ~~!!

頑張ったね。息子よ。

本人もとても喜んで、「これが実力(^^)v」と嬉しそうに自慢していました。

 

「教科書ぴったりテスト」は、「テストに向けてどんな勉強をしたら良いかわからない」という場合や、「テストのパターンに慣れる」という意味でもやっていて損はないようです!

テストに出そうなところがギュッとまとめられているので、言い方は悪いですが「手っ取り早くテストで良い点をとれる問題集」と言えそうです(*´ω`*)

 

テスト前に気をつけなければいけないこと

最後に…

テスト前に気をつけなければいけないのは、子供のコンディションです。

体調が悪いと、やはり点数に影響します。

テスト前は…

・良く寝る。(寝不足では頭がまわらない!)

・朝食、給食をしっかり食べる。(空腹では頭がまわらない!)

・風邪など、病気に気を付ける。(体調が悪いとベストを尽くせない!)

お子さんにはベストなコンディションで臨んでもらいましょう!!

そして、最後の「答えの確かめ」もとても大事ですね!

 

【教科書ぴったりテストのシリーズ】

注意)小学校によって使う教科書が違います。必ず出版社を確認してください。

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