こんにちは!息子のユウです。
捨て猫だったみーちゃんをぼくが学校帰りに拾ったのが、去年の6月8日。あれからちょうど1年が経ちました。(僕は5年生になりました!)
みーちゃんを拾った日
通学路のカーブミラーの下で、まるで倒れているかのように見えたみーちゃん。
抱っこすると、すぐになついて僕のあとをついてきました。
そして、そのまま家まで連れてきてしまいました。
とても汚れていたので、お母さんはすぐに洗面台のシャワーでみーちゃんを洗い始めました。
ノミがたくさん出てきましたよ…
その後、お母さんがドライヤーで乾かしている間に僕は自転車をこいで、急いでキャットフードと猫のトイレの砂を買ってきました。
みーちゃんはとてもお腹が空いていたようで、エサをたくさん食べました。
お母さんはなにやらダンボールを切り始めたかと思うと、みーちゃんの家を作っていました。
その日の夜は、さみしそうに鳴くので僕は一緒に寝ました。
みーちゃん、トイレトレーニングをする
次の日、僕が学校に行っている間にお母さんが掃除機をかけると、みーちゃんは驚いてどこかに行ってしまったようです。
お母さんは外に逃げてしまったんだと思ったのですが、帰ってきた妹が家の中を探してみると、ベッドの上にみーちゃんのウンチが!
妹が猫の鳴きマネをすると、かすかに「みー」と聞こえたそうです。
声の方をたどると、なんと鏡台の椅子の下に隠れていました。
お母さんはその後、トイレトレーニングを始めましたが、みーちゃんは1日で覚えてしまいました!
かしこいみーちゃんです。
みーちゃん動物病院に行く
みーちゃんは足にケガをしていたので、動物病院に連れて行きました。
すると、これはケガではなく、ノミによる皮膚炎でした。
先生はみーちゃんの背中にノミ予防の薬を付けてくれました。
便の検査をしましたが、寄生虫は見られませんでした。
そのときみーちゃんは生後1〜2ヶ月だったようです。先生から、「子猫は弱いのでいつ死んでしまうかわかりません。何かあったらすぐに連れてきて下さい。」と言われました。
みーちゃんが死んでしまうと嫌なので僕は大事に育てようと心に誓いました。
ちなみにこの日、みーちゃんがオスであることが判明しました。(メスかと思ってお母さんが命名したのですが…)
みーちゃん、どんどん元気になりいたずらっこになる
とてもかよわくて心配だったみーちゃんですが、その後は元気にすくすく育っていきました。
歯の生え替わり時期は歯茎がかゆくて、よく噛んでくるので、僕もお母さんも手が傷だらけでした。妹は怖がってあまり近づきませんでした。
みーちゃんがやってきて一ヶ月後
拾ってすぐ動物病院で体重を測ったときは700gでしたが、一ヶ月後には、約倍になりました。大きく育ってくれたことがとても嬉しかったです。
1304g!
新居が完成し、引越しをする
みーちゃんがやってきて約3ヶ月くらい経ったとき、僕の新しいお家が完成したので、引越しをしました。
すると、みーちゃんはしばらく不思議そうにいろんな部屋を眺めてまわりました。
何かの拍子で外に出てしまい、みんなとても心配しました。
結局、サンルームの方で声がしたので、行ってみると、みーちゃんは外から窓越しにこちらを見ていました。
見つかったときはホッとして泣いてしまった僕です…
みーちゃん、ケンカをするようになり去勢手術を受ける
初めて外に出て、味をしめたみーちゃんは、それから度々脱走するようになりました。
あるとき、みーちゃんは外でよそ猫とケンカをしてケガをしてしまいました。
可哀想なみーちゃん…
夜、外に出さないと変な鳴き方をするようになりました。これは発情期のせいかもしれません。
ケンカも絶えなかったので、家族で話し合った結果、去勢手術を受けさせることになりました。
オス猫の場合は日帰りの簡単な手術で済むようで、ホッとしました。
朝、僕が学校に行っている間にお母さんが動物病院に連れて行き、お迎えは僕も一緒に行きました。
それからは外に出ることも減り、おとなしくなってケンカもしなくなりました。
(傷口をなめるみーちゃん)
ゴールデンレトリバーのレン君がやって来た!
我が家で一番の権力をふるっていたみーちゃんでしたが、ある日、ゴールデンレトリバーがやって来ることになりました。
理由は僕が運動不足のため、犬と散歩をさせようとお母さんが考えたからです。
本当は新居を建てることが決まったとき、お父さんは大型犬を飼うと決めていたようですが、引っ越し前に僕がみーちゃんを拾ってきたので、犬は諦めていたようです。
でもみーちゃんも大きくなり、堂々としてきたため、子犬とも仲良くできるのではと判断したのです。
お母さんが、「ペットショップにゴールデンレトリバーがいる気がする!」というので、行ってみると、本当にいました。
しかも、デビュー前です。
お店の人は僕たちを裏に連れて行き、その子犬を見せてくれました。もうそろそろデビューさせようとしていたそうです。
2ヶ月半のオスのゴールデンレトリバーで、少し薄い黄金色の子犬をお父さんもお母さんも一目で気に入り、その日に購入の手続きをしました。
お店の人と一緒に飼育用品を揃えている間に、妹が名前を「レン」と決めました。
妹はどうやらゴールデンをゴールレンと勘違いしていたようなのです。
でもなかなか良い名前だったので、僕もそれでいいと思いました。
ちなみに、お店では「ジョン」と呼ばれていたようです。
レン君がやってきたのは次の日です。
犬が来ることなど全く知らなかったみーちゃんは、レン君と廊下で初対面し、とてもびっくりしていました。
しばらく警戒していたみーちゃんです。
レンはとても人懐っこく、みーちゃんにもひるまずに向かって行きました。
お友達と思ったのでしょうね。
みーちゃんも徐々に距離を縮めていき、面倒くさがりながらもレン君の相手をしてくれるようになりました。
優しいお兄ちゃんです。
みーちゃん愛用のソファー
みーちゃんが初めて我が家にやって来たときから愛用している妹のソファー。
今でもここで寝ています。(ふみふみもします。)
でもレン君に見つかると…
すぐに邪魔されます。
自分のサイズ感がわかっていないレン君。
可愛い兄弟
レン君は日に日に大きくなり、最初はみーちゃんと同じくらいの体重でしたが、飼い始めて3ヶ月経った今ではだいぶ大きくなりました。
12月22日生まれのレン君はまだ生後半年です。
(暑い時は玄関で涼むレン君)
(もう23kg!)
体はみーちゃんの何倍もあるレン君ですが、今でもみーちゃんに構って欲しいようで、ちょっかいを出してはやり過ぎてみーちゃんに怒られています。
でもみーちゃんは決して本気では怒らず、レンがしつこいときは高いところに登ってしまいます。
今みーちゃんが一番落ち着く場所は、僕の部屋の背が高いベッドの上です。
ここならゆっくり眠れるようです。
みーちゃんの隣で寝ることが僕のとても大好きな時間です。
これからもずっと大好きだよ。みーちゃん。うちに来てくれてありがとう。
(来たばかりの頃のみーちゃんと僕)
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