結婚当初、私の中で「食器洗い機を買う」という選択肢はなかったのですが、娘が産まれ、息子が幼稚園に上がるころ、周りのママさんたちが、食器洗い機がない生活はあり得ないと話しているのを聞きました。
それまで食器洗い機の何がいいのかちっとも知らなかった私は、食器洗い機で洗うにしてもどうせある程度は汚れを落としてからじゃないとだめだろうから、結局面倒くさいんじゃないの??と思っていました。
卓上タイプの食器洗い機デビュー
周りのママさん達があまりにも食器洗い機が良いと言うので、だんだん私も欲しくなり、夫にお願いして買ってもらうことになりました!それは今から6年ほど前のことです。
食器洗い機には卓上タイプとビルトインタイプがありますが、当時はまだ社宅住まいだったので卓上タイプの食器洗い機を購入しました。
Panasonicの食器洗い機で、「バイオパワー除菌」という機能が付いていました。
「バイオパワー除菌」とは…高濃度の洗剤液が、食器や調理器具の汚れを浮かせて落ちやすくし、さらに除菌もできます。(哺乳瓶の消毒はできません)
洗い始める前に水蒸気が発生し(7分間)それで汚れを浮かせてから洗うので、汚れが良く落ちます。
◆ガンコな油汚れをすっきり洗浄「パワフルコース」
◆深皿やどんぶり鉢もラクに入る「アレンジエリア」
◆酵素の力を引き出し、汚れを分解「バイオパワー除菌」
・容量目安:6人分 / 45点
・外形寸法:幅550×奥行347×高さ564mm
当時息子は幼稚園生、娘は赤ちゃんで、なかなか目も話せず、洗い物が一苦労でした。
しかも赤ちゃんに使うものは細々していてとても洗いにくいのですが、食器洗い機がやってきてからはかなりストレスが減りました(*´ω`*)
こんなに楽なら子どもが産まれる前から買っておけばよかった!!
食器洗い機の良いところ
①食器洗い機を使う方が手洗いより経済的!
使用水量は手洗いのわずか約1/9!
手洗いでは1回あたり約83L(2Lのペットボトル約41本分)の水を使用しますが、食器洗い機の場合1回あたりわずか約9L(2Lのペットボトル約4.5本分)で、年間節約量が約54t!!
ガス代、水道代、洗剤代トータルで年間約22,630円もお得です!
②時間短縮
手洗いの場合、なかなか落ちない汚れはお湯をかけて洗ったり、1枚1枚きれいに洗剤を洗い流したり…
特に小さい子供がいるとなかなか時間も取れずにいましたが、食器洗い機があれば汚れをサッと流したらそのままIN!あとはボタンを押せばピカピカに洗ってくれます(∩´∀`)∩ラクラク
③隅々までピカピカ
手洗いだとどうしても洗いづらいところ(お弁当箱のすみっことか)も食洗器なら隅々までピカピカになります。
また、豚のあぶらなど落ちにくい汚れも高温のお湯で洗うためベタベタが残らずすっきりです(^^♪
資源ごみに出さないといけない洗いにくい瓶も食器洗い機で洗ってしまえば楽々です。
例えば焼き肉のタレの瓶、手洗いではどうやって洗えばよいのか…(汗)
手間もいらず、こんなにピカピカ!!
本当に優秀です(^^)v
④とにかく清潔
食器洗い機の取り付けをしてくれた方が、「食器洗い機はとにかく清潔!!」と大絶賛していました。
手洗いで使うスポンジや布巾にはかなりの数の雑菌がいるそうです。食器洗い機なら高温のお湯で洗い、乾燥までしてくれるので、スポンジや布巾は必要ありません。
スポンジの雑菌のことを考えると、今では触りたくないほどです(;゚Д゚)
ちなみに私は台拭きも雑菌がうようよいそうで使いたくないので除菌のウエットティッシュで拭いています。
卓上タイプの食器洗い機の残念なところ
①分岐水栓が高い
卓上タイプの場合、キッチンの蛇口から給水をしますので、おうちの蛇口に適合した分岐水栓を取付け、食器洗い機用に水を分岐させる必要があります。
その分岐水栓が結構高いです。(1万円しないくらい)うちの場合、引っ越した先でも取り付けたのですが、分岐水栓が合わなかったので、結局再度購入し直しでした(涙)
引っ越し先ではだいたいが合わないそうです。
(分岐水栓)
②置くスペースがないと困る
結構大きいのでキッチンの幅を取ります。
購入したときに住んでいたところはシンクの隣に置くスペースがあったので困りませんでしたが、その次に引っ越した先ではスペースが少ししかなかったため置ききらず、わざわざ食器洗い機を置くための専用の棚を買って使っていました。
③取り付け、取り外しに費用がかかる
もし引っ越しをする場合、取り外しと取り付けに費用がかかります。
最近新居に引っ越しのため、取り外しを依頼したのですが、費用は4500円かかりました。
水道の元栓を閉めてから、やじるしのところのネジを取り外して、また合体させるだけらしいです。できる人はご自分でどうぞ!!
ビルトインタイプの食器洗い機デビュー
新居に引っ越し、キッチンは憧れのアイランドキッチンとなりました!!
(リクシル リシェルSI)
食器洗い機はビルトインへと変わり、今までとてもお世話になった卓上型は義実家へもらわれてゆきました…
Panasonicの食器洗い機は使い勝手が良く、特に不満もなかったので、また同じタイプのものにしました。(バイオパワー除菌の)
(カタログより)
浅型か深型かで悩みましたが、どちらも入る食器の量は同じで、深型は大きな鍋が入るそうです。私は鍋はあまり入れないと思ったので、浅型にしました。
※(追記)しばらく使ってみると、やはり鍋も洗える深型にした方が良かったと思っています(^^ゞ
卓上型と入る量は同じくらいです。
洗剤を入れて…
ボタンを押すだけ!
楽してピカピカです(^^)v
ビルトイン型はキッチンの一部と化しているので、すっきりとしています。
リフォームでも設置できるようですよ!
食器洗い機の注意点
とても便利な食器洗い機ですが、苦手もあります。
必ず、食器洗い機専用洗剤を使いましょう
台所用液体洗剤・重曹は少量でも使えません。
台所用液体洗剤を使うと、泡が多量に発生し食器が洗えなくなります。
発生した泡を消すため、自動的に給水・排水を繰り返して水の使用量も増えます。また、洗剤量によっては、水漏れ・故障の原因になります。
重曹を使うと、重曹が固まり、動作不良を起こします。(故障の原因)
残さいは捨てましょう
・固いもの…つまようじ、魚の骨、輪ゴムなど(故障の原因)
・細かい残さい…七味、ゴマ、ふりかけなど(再付着の原因)
・魚の皮など(異臭の原因)
・油の固まりなどのひどい汚れ(再付着と異臭の原因)
手洗いでも落としにくい汚れはそのまま入れない
・なべの焼け付き、焦げ付き(内側・外側)、グラタンの焦げ付き、茶わん蒸しのこびり付きなど…手洗いでも落としにくいものは汚れを取ってからにしましょう。
・こびり付いた茶渋…ハイターなどで漂白してからにしましょう。
・口紅…種類によっては落ちない場合があります。きれいにふき取ってからにしましょう。
プラスチック食器を洗うとき(耐熱温度60℃以上)
必ず「節電」コースで運転する。(「送風」乾燥を選んでください)
洗えないもの
耐熱温度が60℃未満や耐熱表示のないもの(変形の原因)
※8cm以下のものや軽いものは飛ばされてヒーターカバーに落ちると発煙・焦げ・変形・においの原因になるので、かごに入れるなど飛ばない工夫をしましょう。
食洗機まとめ
予洗いが面倒、設置のコストがかかるなど、先入観から最初はなかなか手が出ない食器洗い機ですが、一度使ったら病みつきという人は結構います。
予洗いはある程度汚れを落とせばいいだけなので大変ではないし、コストについては長期的な光熱費のことや毎日の手間を考えるとそれに見合った価値は十分あると思います。
標準では約90分。スピーディーコースでは約28分(乾燥なし)で終了!!
買うか迷っているあなた!食器洗い機、お勧めですよ( *´艸`)
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