【勉強しやすい環境作り】リビング学習とどちらがいい?子供部屋に机を置いてみた結果

我が家には小学4年生の息子と小学1年生の娘がいますが、小学生の間はリビング学習をさせようと決めていて、学習机は購入しませんでした。

新居にはリビングに長いカウンターがあるため、それを机の代わりにしようと思っていたのです。

リビングのカウンター

引越した当初は2人並んで宿題をやっていたのですが、近くにいるせいかしょっちゅうつまらないことでケンカをするようになりました。

なので、一人はカウンター、一人はテーブルと別々でさせていたのですが…

リビングのカウンターとテーブル

 

冬になり、こたつを出すと、今度は2人ともそこでするようになりました。

リビングのコタツ

 

カウンターでもテーブルでもこたつでも、どれもリビング学習には違いないのでどこでやってもいいのですが、一つ困ったことがあります。

それは、近くにテレビがあるということ!!

勉強中は決してつけないのですが、近くにあるとどうしても気になってしまうようです(´・ω・`)

一人宿題が終わっても、もう一人が終わっていないとテレビはつけられません。

それでまたケンカ勃発…”(-“”-)”ツカレル

夫が早めに帰ってきたときにまだ宿題が終わってないことがあるのですが、そんなときももちろん夫もテレビは観れません。

夫は何も言いませんが、なんとなく気を使います。

 

そこで、勉強の部屋を変えてみることにしました。

 

 

リビングとなりの和室を学習部屋に

子供部屋には学習机がないので、リビングのとなりの和室にこたつを移して、そこで勉強をさせてみることにしました。

和室に置いたコタツ

 

格子戸でさえぎれるので、今度はテレビをつけても大丈夫です。

閉めた格子戸

 

今までリビングに置いていた教科書も和室に移動しました。

和室に置いた教科書

ランドセルを置くところも今まではリビングのソファーが定位置になっていましたが、和室に置くようになったので、やっとのびのびと座れるようになりました(*´ω`*)

 

リビングに子供のものを置かなくなると、とってもすっきりします!!

リビングに置いた教科書

(リビングに置いていた教科書)

 

教科書が無くなってすっきりしたリビング

なくなってすっきり!!

 

コタツが無くなってすっきりしたリビング

こたつもなくなり広々。

 

でもその代わり和室はごちゃごちゃです…(._.)↓

宿題に飽きて妹が借りてきた本を読み出した息子

(宿題に飽きて妹が借りてきた本を読み出した息子の図)

息子は近くになにかあると、すぐに気が散ってしまいます(._.)

テレビとの隔離には成功しましたが、和室だとなぜかすぐに寝っ転がってしまうんですよね…。

 

子供部屋に学習机がやってきた!

まだ机を買う予定はなかったのですが、大工の義父が作ってくれることになり、急きょおうちにやってきました!

 

(義父が出来上がった机を運んでいるところ)

机を運ぶ義父

 

息子の部屋の学習机

じゃ~ん!!

息子の机正面

こちらは息子の机。かなり大きいです。

 

息子の机横

横から見るとこんな感じ。イスは旧居でパソコンデスク用に使っていたもの。

 

机が来たからには使わないともったいないと思い、さっそく教科書などを移動しました。

教科書を置いた机

おかげで和室もすっきりしました(^^;

 

娘の部屋の学習机

娘の部屋にはピアノもあって机を置く場所がなく、ロフトに上がる階段の隣に設置することになりました。

置く場所が限られているので息子のよりは小さめになります。

娘の机

 

もともとIKEAのキッチンを置いてあったところです↓

イケアのキッチン

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とりあえずキッチンは部屋の奥の方に移動しました。

部屋の奥に移動したキッチン

 

小学1年なので、教科書を全部置いてもこれっぽっちです。

少ない教科書

 

余談ですが、机は楠(くすのき)で出来ています。

色が濃いほど樹齢が長いそうです。

樹齢何百年の楠で出来た机の引き出し

引き出しの部分は樹齢何百年という木を使ってるんですって!!

もともと地元の神社に植えてあったものが台風で倒れ、この引き出しになったのです。ありがたや…

 

猫のみーちゃんも机を珍しがってにおいをかいでいました。

くんくん…

机のにおいをかぐ猫のみーちゃん

 

うろうろ…

机の上をうろうろする猫のみーちゃん

 

もともと宿題&勉強を親がちゃんと見てあげるためにリビング学習を選んだのですが、せっかく机も置いたので、子供部屋で勉強させてみるとどうなるか、試してみることにしました!

 

子供部屋で学習!勉強しやすい環境作り

息子は近くに本やおもちゃがあるとすぐそっちに気がいってしまうので、机の上には勉強に必要なもの以外、一切置かないように気を付けました。

不必要なものは視界に入らないよう、机の反対側の棚に置いています。

机で勉強する息子

学習に必要な辞書類はすぐ使えるよう、目の前に置きました。(タブレットはスマイルゼミという教材です)

初めて子供部屋で学習させた日、離れた所からこっそり観察していると、最初はイスに座ったままボーっとしていた息子ですが、遊ぶものが何にもないことに気付くと、仕方なく宿題を始めました。

イスに座っているので寝転ぶこともありません。

なかなか良いかも( *´艸`)

ラジオを置いてみる

子供部屋で学習するようになって何日かして、息子から「部屋がしーんとしていると嫌だからラジオを置きたい」と提案されました。

ラジオのイラスト

 

どうしようか悩みましたが…

普段静かなところで勉強していると、学校のテストのときわずかな騒音が気になって集中できないということがあるそうです。

そこでわざと、「音がある環境で学習することに慣れる」というのがリビング学習のメリットです。

それは子供部屋でラジオを流すのも同じなのではないかと思いました。

もちろん放送の内容はチェックします。天気予報やニュース、知らない曲を小さい音でかける程度なら問題ないのではと思い、置いてみることにしました。

結果、息子は特にラジオの音に反応することもなく、もくもくと勉強しています。

気を取られるものも置いていないので勉強だけに集中でき、さっさと終わらせてしまおうという感じです。

 

子供部屋での学習で気をつけているのは、リビング学習のときと同じように、親が近くに感じられるようにすること。

わからないときは呼ばれるのですぐ行くし、答え合わせも一緒にしています。

小学生の間は親の関わりが大事ですもんね!!

 

一方、小1の娘は子供部屋よりリビングですることの方が多いです。

甘えん坊なので私がずっと近くにいないとやりたがりません(^^;

娘の場合は勉強を始めたらわりと集中してできるし、周りの物をさわったりはしないので、部屋はどこでも大丈夫そうです。

 

勉強部屋は子供によって、向き、不向きがあるようですね。

 

結論)環境が良ければどちらでも良し!

あくまでも我が家の場合ですが、リビング学習にしても子供部屋にしても、環境が良ければどちらでも良いと思います。

息子の場合、

・周り(視界に入るところ)に不必要なものを一切置かない

・イスに座らせる

・静かすぎない部屋

この3つの条件がそろえば集中してできることがわかりました。

子供部屋での学習はリビング学習と比べると、ずっと親が近くにいるわけではないですが、時々近くを通るなどして気配を感じさせるようにするといいですね。小学生の間は子供部屋の戸は開けっ放しでいいと思います。

うちは平屋ということもあり、わからないところがあったらすぐ呼んでねと言ってあります。

 

ちなみに我が家の図面↓

我が家の図面

子供部屋に学習机を置いて良かったことは、「子供のもの」が「子供の部屋」に置けるようになり、他の部屋がスッキリしたこと!

普通のことに感動している今日この頃です( ´∀`)