初めて乳がん検診を受けてきました!
義母と小林麻央さんの話をしたことがきっかけになりました。
義母から「親戚が働いている病院は乳がん検診もできるから行ってみない?先生も女性だし!」と言われました。
私は、40歳になれば市から乳がん検診の無料クーポンが送られてくるので(現在38歳)、それまではいいと思っていたのですが…
乳がん検診に対しての不安
乳がん検診というと、マンモグラフィというX線装置で乳房のレントゲンを撮るのですが、ぺちゃ〜っと平べったく潰すので痛いんじゃないかなという先入観があり、痛がりな私はなかなか受ける気になりませんでした。
しかも私の乳房は人様にお見せできるような立派なものではなく、貧乳です。ぺったんこなんです。機械にちゃんとはさめるのかな!?恥をかかないかな!?
いろいろな思いから先延ばしになっていました。
今回の話をもらったときも、「じゃあそのうち行ってみます(・∀・)」とやんわり断ったつもりだったのですが、義母と親戚の間でなぜか話が進み、親戚が予約までしてくれていたのです…
乳がん検診までの手順と着ていく服
「親戚が予約を入れてくれてるみたいよ!」と義母から聞いたのは、予約日の前日でしたヽ( ̄д ̄;)ノ
そんな流れで急きょ乳がん検診を受けることになった私ですが、前々から日にちがわかっていたら当日まで憂鬱な気分で過ごさなければいけなかったことを考えると、前日に言われてかえって良かったと思います。
思い切って検診を受けてみることにしました。
通常、検診までの手順としては、まず自分に合った病院をさがし、予約を入れます。
当日までは胃カメラのように食事制限など、特別なことは必要ありませんが、検診中に何度か手を挙げさせられるので、わきのムダ毛の処理は気を付けていた方が無難です(^^;
準備するものも特にありませんが、上半身の服は全部脱いで、指定された服に着替えるので、ワンピースのようなつながった服は控えた方が良さそうです。
私は下着はユニクロのブラトップ(常にこれ)、TシャツにGパンで行きましたが上だけ脱げばいいのでスムーズに着脱できました。
撮影に適した時期は生理後
乳房を圧迫するため、乳房が張っている時期は避けたほうがいいでしょう。
生理から1週間くらい後、乳房の張りや痛みがなくなり柔らかい状態のときがおすすめです。
【手順】問診票の記入と説明書きを読む
病院に着いて、受付で保険証を渡し、問診票の記入をしました。
既往歴や家族歴、妊娠の有無など。
記入が済むと、一緒に渡された「検診についての説明」が書いた紙を読んで過ごします。
【説明書きの内容】
乳房は柔らかい組織でできているため、専用のX線装置が必要です。
乳房専用のエックス線撮影のことをマンモグラフィといいます。
手で触れても分からない微小な早期乳がんの発見に役立ちます。
(撮影方法)
乳房を左右片方ずつ、圧迫板で挟んで撮影します。
より広い範囲を撮影するために乳房やわきの下をひっぱりながら挟み込んで撮影します。
①MLO(内外斜位方向)撮影
これは、斜め横から乳房を挟んで撮影します。この撮影方法は乳房の全体を一番広く画像にすることができます。
②CC(頭尾方向)撮影
これは、上から乳房を挟んで撮影します。この撮影方法はMLOを補充する撮影方法で、MLO撮影では画像にしづらい乳房内側を画像にすることができます。
検査時間は10分程度です。
ざっとこんな感じです。
いよいよマンモグラフィと対面!
そして待つこと数分…名前が呼ばれ、血圧を測り、いよいよマンモグラフィとの対面です(><)
ここではまだドクターは登場しませんでした。
女のレントゲン技師さん(?)が撮影してくれました。
最初は左胸を上から挟んでの撮影になります。
こんなぺちゃぱいでも挟めるところがあるのかとっても不安でしたが、その女の方は無表情でどこからかさっとお肉を集めて、手早く機械に挟みました(ー_ー)!!
「痛かったら教えてください」と言われ、どんどん圧迫板の圧がかかりますが、思ったより全然大丈夫でした(*´ω`*)
そして右胸も終わり、今度は斜め横からの撮影です。わきの下からもお肉をかき集められ、挟みます。これが噂に聞く痛いやつか!?と思ったのですが、先ほどと同様、大して痛くありませんでした。
慣れた手つきでさっさと撮影されて、特にじろじろ見られるということもなかったので恥ずかしくもなく、あっさり終了しました。
拍子抜けです(^^;
胸が小さい人ほど痛いという噂を聞いていたので覚悟をしていましたが、私でも大丈夫でした。
お肉はどこかからか集められるのでぺちゃぱいでも大丈夫でしたよ!!
【触診&超音波(エコー)検査】こっちの方が恥ずかしい!
マンモグラフィが終わり、あとは結果待ちかと思いきや!!今度はエコーで検査をするとのこと(>_<)
ここでようやく女の先生の出番でした。まず上半身裸でベッドに横になり、触診です。
横になると貧乳はさらに真っ平らに。(恥ずかしい~~)
ペタペタと触り、わりとすぐ終わりました。
今度はエコー検査。妊娠中にお腹にあてるのと同じものです。胸部にまんべんなく機械をあててモニターでチェックします。(早く終われ~~)
ようやく全てが終わり、結果、全く異常なしとのことでした(^^)vまた1年後と言われました。
終わってみると、マンモグラフィでホッとした分、思いもよらぬ触診&エコー検査を受けることになり、そちらの方がものすごく恥ずかしかったです(>_<)
かかった費用
ただの検診だと費用は少し高めになってしまうようです。(1万ちょっとかな?)
もし痛みやしこりなどなにか少しでも気になっていることがあれば伝えた方が良いです。
私は「たまにしこりができて痛いので気になります。」と言ったら保険適用されて、費用は3580円でした。
乳がんについて
12人に1人がかかる乳がん~日本の乳がん事情~
生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在、12人に1人と言われています。
また、乳がんで亡くなる女性は、2013年に1万3000人を超え、1980年と比べて約3倍にもなっています。厚生労働省が発表した「人口動態統計 」では、2015年の乳がんによる死亡数(女性)は13,584人[確定数]で、残念ながら増加しました。
乳がんは 30代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎え、比較的若い世代で多くなっています。
若い年代で乳がんを患う女性も少なくありません。若い時から関心を持つことが大切です。
乳がんは早期発見すれば、治癒率が高いがんです。
乳がんは早期発見により適切な治療が行われますと、良好な経過が期待できます。
日本人女性の場合、乳がんにかかる数は乳がんで死亡する人の数の3倍以上となり、これは乳がん生存率が比較的高いことと関連しています。
特に日本は、他のOECD 加盟国と比較してがん生存率が高く死亡率が低く、最新のデータによると、5年生存率について、乳がんは OECD 平均が 84.2%に対して日本は 87.3%となっています。
20代から月に一度のセルフチェックを心がけましょう!!
自分の胸の状態を見て触って知っておくことで、些細な変化に気付くことができるようになります。
若い方は乳腺が発達していますので、マンモグラフィは適していません。気になる症状などがあれば、超音波(エコー)検査などもできますので乳腺専門の医療機関にご相談ください。
40歳を迎えたら、2年に一度、乳がん検診を受けることが国の指針で勧められています
乳がん検診ではマンモグラフィが欠かせません。ほかに超音波(エコー)検査などもありますので、専門医にご相談ください。もちろんセルフチェックも忘れずに続けましょう!
検診についての詳細は、お住まいの自治体やお近くの乳腺専門の医療機関にお問い合わせください。●しこりなど自覚症状がある場合は、検診を待たず、速やかに乳腺外科など医療機関で診察を受けてください。
(引用元 http://www.pinkribbonfestival.jp/about/)
小林麻央さんの影響で世間の乳がんへの関心が高まっているようで、現在乳がん検診の予約が取りづらい状況なのだそうです。
女性のドクター希望ならなおさら取りにくいかもしれません。
思い立ったが吉日です!
乳がん検診に少しでも関心があるそこのあなた!!早速予約しましょうd(^_^o)
検診ができる病院・クリニックはこちらで探してみてください(^^)/
追記)2017年6月 小林麻央さんのご冥福をお祈りいたします。