【隂山メソッド】たったこれだけプリントで1年分の復習を効率良くやってみよう!

新学期が始まると、すぐに前の学年の復習のテストがあります。

そこで、前の学年の復習を春休みの間に全部やってしまいたいところですが、我が家の息子は今度小学6年生。

5年生の復習をするとなると、国語・算数・理科・社会4教科の教科書を合わて約900ページにもなるんだとか!

短期間では終わりそうにありません。

下の娘は今度3年生ですが、2年生の国語・算数2教科でも教科書は約500ページ(!)お兄ちゃんと比べるとだいぶ少なくはなりますが、2週間ほどしかない春休みで全部やるのは無理そうです。

なんとか効率よく短期間で1年分の復習をできないものか、ネットで検索してみると…

ぴったりなのがありました!我が家が良くお世話になっている「隂山英男先生」の問題集です。

↓↓↓

「たったこれだけプリント」2年生と5年生

隂山メソッド たったこれだけプリント

【商品説明】

実際には小学校で習い、覚えるベき内容は、どの科目も意外に多くありません。

本教材では、国語・算数・理科・社会科の4科目(1年生版と2年生版は国語・算数の2科目)で覚えるべきポイントを整理しました。

すると、低学年では64ページ、中学年で80ページ、そして高学年でも96ページにおさまりました。

届いてまずびっくりしたのは、とても薄いということ!

思わず厚さを測ってみました。

5年生の方は国語・算数・理科・社会の4教科で、厚さ約5mm。2年生の方は国語と算数の2教科なのでもっと薄く、厚さ約3mm!

本当にこれだけで大丈夫!?と思うほでです。

たったこれだけプリントの「使い方」から隂山先生のことばを引用すると…

 かねがね私は「努力と根性で勉強しても、うまくいくはずがない。むしろ『たったこれだけ』と課題を的確に絞り、少ない努力で最大の成果を達成させることが、子どもを勉強好きにする最良の方法である」と言ってきました。勉強とは集中力を育むトレーニングです。その教育理論を具体化したのが「たったこれだけプリント」です。

覚えるべきポイントを的確にしぼって、少ない努力で成果を出させることが子どもを勉強好きにするコツのようですね。やってみます(^^)/

 

 

「たったこれだけプリント」の使い方

まず使い方を紹介しますね。

【算数】

たったこれだけプリント「算数」

はじめに左ページの文を声に出して読みます。次に、右ページの問題をします。すらすらできるようになるまで何度も繰り返しやります。

左ページには、分数の通分がすらすらできる特別な方法など、私も見ていて「なるほど」と思うことがたくさん書いてありました。

 

次に国語を見てみます。

学年ごとに習う全部の漢字が文の中に入っています。こちらもまず、すらすら読めるようになるまで繰り返し「音読」します。

その後、テストで漢字を書く練習をします。

【国語】

たったこれだけプリント「国語」

 

あれ…。なんかこれ、見覚えがあります。

 

そう。こちらの「徹底反復 漢字プリント」と同じです!もちろん隂山メソッド!

↓↓↓

こちらには全学年分の漢字が収録されています。(教科書準拠ではありません。)

一学年の初めに、その1年間で学ぶ漢字を一気に学習してしまおうという「前倒し学習」です。繰り返し書くのでコピーして使うようにしています。

関連記事⇒【陰山メソッド】漢字力と計算力をつけたい!「徹底反復 漢字プリント」と「100ます計算」を試してみる

こちらには、教科書に出てこない熟語をまとめた「総熟語プリント」もあるので、徹底してやることで漢字が不得意な子も、得意になれるようです!

「たったこれだけプリント」には残念ながら、この「総熟語プリント」はないので、やはり復習用かなと勝手に思っています。。。

4教科全部共通している特徴は、最初に「音読」をすること。それから問題を解いていくというやり方です。

 

「反復」に勝るものなし!

これはテレビで観た情報です。↓↓↓

「10日前から勉強を始めたグループと、一夜漬けで勉強したグループでは、次の日に行われたテストの結果はほぼ同じだった。」

一夜漬けの少年のイラスト

「でもまた半年後に同じテストをしたとき、10日前から勉強を始めたグループは良く覚えていて高い点数を取ったが、一夜漬けで勉強したグループはすっかり忘れていて全然できなかった。」

うさぎとかめのイラスト

というもの。

面白い結果ですよね。やっぱりコツコツやるのが大事ということですね。

また、一度勉強したことを、(2週間ほど)時間をおいてからまた勉強し直すと、しっかり定着して忘れにくくなるようですよ!

隂山先生も「たったこれだけプリント」の使い方の中で、同じようなことを言われています。

人間は忘れる生物ですから、どんなに賢い人であっても学びっぱなしではいつか忘れます。絶対に忘れないためには「徹底反復」が大切ですが、覚える量が多すぎると不可能です。だから本当に覚えるべきことをしぼりこんで「たったこれだけ」なのです。

無駄を省きながら、反復させる。なんとも効率的ですね(^^)v

 

余談:子供に算数を教えるときに役立つ本の紹介!

子供に算数を教えるとき、教える立場の親がやり方を忘れてしまっていることはないですか?

そんなとき役立つ本がこれ↓

(こちらは隂山メソッドではありません。)

例えば、少数どうしのわり算で、あまりが出たとき小数点はどこに打つんだっけ??とか…

最小公倍数とか最大公約数の見つけ方ってどうするんだっけ??とか。

そもそも私は算数が嫌い(できないとも言う)だったので、子供に教えるときにとても助かっています!

それでは!(^^)/